代表 渡辺より

入社 2012年
部署・役職 代表取締役

渡辺社長に、山口エスエスサービスという会社の特徴、そして今後の方向性についてなどをうかがいました。

会社の特徴について

透明性の高い会社にするのが最初の仕事だった

私がインターネット通販事業の立ち上げで入社したときは、とにかくどんぶり勘定な会社だったんです。いろんな意味で数字も見えないし、ツールがあっても活用されておらず、まずは売上や経費の予算、事業計画をしっかり立てて見えるようにしたい、というのがありまして。

例えば、社長であっても私的に会社の財産を使用したりしてはいけないと思ってるし、すべてを見える化したいと思っていたので、給料以外は何もかも社員が全部見えるようにしていて、毎月の会議の中で経費もすべて含めて科目まで見ることが出来るんですよ。

社員はもちろんアルバイトさんにも僕の給料も隠しませんし、社長が率先して茨の道を歩んでいくみたいな会社がいいな、と思っています。

社長もパートさんも、公平がいい

社長であろうと環境整備(朝の清掃活動)は率先してやりますし、例えばうちの会社の離れに駐車場があって、そこから5分ぐらい歩かなきゃいけないところで、そこに3台とめなきゃいけないんですけど、その3台はローテーションで毎月変わっていくんですが、もちろん僕も含まれてます。

何をするにもみんなで、苦しい事も楽しいことも味わうというか。そういう会社でありたいですよね。

よくある中小企業って、やっぱりそのオーナー社長。僕はいいことは何もないと思ってるんですよ、正直。創業者はカリスマ性があったり、ちゃんとやってきたといういう実績があるじゃないですか。でも二代目とか三代目になると、お客様の存在含め、受け継がれた環境に甘んじてしまう。なのでうちはその所有と経営の分離をしたくて、僕は経営専門社長職としてやっています。会長はオーナーですよね。オーナーは経営を任せる社長を選ぶ立場です。

そういうのがあって、社長交代っていうのも実はあるんです。世襲ではなくて、オーナーがしっかり社長を選んで行かないと、おかしな会社になってしまうんだろうなっていうのを感じています。

B2BもB2Cもあるからこそ成長できる

当社は法人営業も消費者への販売もどちらもある会社。B2BとB2Cってお客さんとのコミュニケーションの仕方が全然違うし、売上の立て方も違うんです。通販だったら1万円の平均単価で千人に買ってもらって1,000万だけど、法人営業は一社で1000万みたいな。なので営業の仕方も違うし、そこを経験できるというのはすごい良い環境だと思います。

例えば法人営業で接待とかに重きを置かれてた時代から、コロナもあって対人営業がやりにくくなって、商品力や提案力で勝負しなきゃいけなくなった。でも当社はBtoCの事業があることで、マーケティングにも自然と触れるし、毎月やってる役職会議の中でも、通販ではこんなことやってますとかそういうことを見て「あっ、これはBtoBでも活かせるんじゃないか?」っていうのもある。

今までお客さんの倉庫を任せて頂いて、在庫が無い商品を補充して手書きの伝票を渡して帰ってくるみたいな事をやってたんですけど、通販部門があることで、ネットで注文いただけるんじゃないか?みたいな発想も生まれて、今はガソリンスタンドのお客様ににネットで注文いただくようにしていて、そうするとミスも減らせて業務もどんどん効率化される。

B2BとB2Cの良いところを、お互いを見ながら成長させられるっていうのはうちの強みなのかな、と。それもあって「RIBBON SYSTEM」という特別なサービスも提供することができているんです。

ITツールでスタッフ間の知識共有を加速

うちはITツールをとにかく強制的に使わせる会社なんです。なのでそれができない人には、もちろん教えるんです。出来ないならダメよ、ということではなく、ちゃんと時間を取って教えてるんですけど、どうしても拒否感を示される方っていうのも、ある程度年配の方にはいらっしゃるんですよね。「なんでパソコンやんなきゃいけないの?」とか「電話の方が早いじゃん!」みたいな。

でもチャットツールでやりとりしてもらえると、みんなが履歴を見られて知識の共有も生まれ、さらにデータが蓄積していけば、チームとしての価値・資産になっていくんです。

労働の喜びの根源「人の役に立つ」

何をするにもですけど、お客様というか、人の役に立てること。そういう思いがないと続かないかないと思ってるんです。

だからまずそれが大前提で、とにかく人の役に立てるものだったり、サービスだったり、そういうものを考えて、事業化して行くということが今後も変わらずチャレンジしていく方向性です。

内部からサービスを産み出していく

そして、スタッフの熱がそこに入って行かないと事業ってうまくいかないと思ってるんです。例えば新規事業を立ち上げたいからとコンサル呼んできても、やっぱスタッフの熱が入らないので、スタッフ自身が売りたいとか、こういうサービスを提供したいっていうもの、そういうものを形にしなが、先ほど言ったお客さんや人の役に立つサービスを提供していけたらなと。

会社環境について

スキルアップを応援します

うちの従業員はパートさんも含めてみんな頑張ってます。朝来て帰るまで一生懸命働いていますし、サボってるスタッフは一人もいないです。しかし、頑張ってるっていうのと努力してるっていうのは少し違っていて、努力をし続けてほしいと思っています。

まあ、それはどんな努力でも構わないんですよ。例えばその習い事に行くとか、英語を習いに行くとか。習字とかお花を習いに行くとか、なんでもいいんですよ。ただ、その自分を高める努力っていうのを、絶えず怠らないでほしい。それは会社を辞めるまで。

止めてしまうとあっという間に腐ってしまうんですよね。もちろん僕が筆頭で先頭を走らないと説得力はありません。僕が先頭を走って努力をしていくので、みんなにも努力を絶えず続けてほしいと思います。

資格を取るものに関しては、受験代は三回までと決めてますが会社が負担します。テキストもちろん会社の経費で買ってOKですし、仕事に役立つというか、会社の利益に貢献できる資格であれば給料に手当を付けたり。また一人5万円ほどスキルアップのための書籍購入予算を組んでます。

年間に読んだ書籍量に対して次年度以降の給料が上がる制度も検討中です。

社会貢献=雇用の増大

雇用こそが社会貢献でイコールだと思ってるので、雇用を増やすことが何よりも大切で、そのためにはやっぱり事業を増やさないことには、今の事業の売上を劇的に上げるのは基本的には難しいですから。

ちなみにこの会社は子供連れてきてもOKなんですよ。例えば3月末に学校が春休みに入るタイミングあるじゃないですか?そういう時に連れてこられる人もたくさんいらっしゃいますし、そういうことも普通に出来る会社にしています。

普通の会社だとやっぱり出来ないじゃないですか。またそういうことって雇用される側からニーズを上げて、会社のルールや雰囲気を変えていくことは更に難しい。だから会社側でどんどんウェルカムな雰囲気をつくっていくことが大事。子供たちも来て楽しく遊んでますし、僕も割とそういうのが嫌いじゃないので。

働きやすい環境づくりは皆で実現する

僕は月一回、全スタッフと面談をするんです。で、その時に仕事で困ってることなんかを話してもらうです。なかなかパートさんだと思ってても言えないところがあって、例えば今使ってる椅子がちょっとヘタレて来たので変えて欲しいけど、なんか自分で言うのもなみたいな…。

もちろん家庭の悩みとかもいろいろある方もいて、そういうことを聞く機会として、毎月従業員さんと面談させていただいて、そこでいろんな声が上がってくるんですよね。「こうしたい、ああしたい、こうなったらいいなぁ…」みたいなことが。

会社の設備だとか、環境づくりとかにすごくヒントになってる事もあり、それをほぼほぼ叶えていきます。

有給も使いやすい風土ができている

子供さんが病気だとか、ちょっとつらいとかっていう時でも普通に有給使えますし、それもチャットツールで飛ばして(連絡)くれればそれでオッケーですし。有給休暇は社員よりもパートさんの方が多く消化されます。

当社は女性が働きやすくて、特にお子さんを持った女性が多い会社です。お子さんの行事や体調不良とかで休んでも、みんなでそのフォローができるチームです。

求職者の方へメッセージ

とにかく女性が多い元気な会社です。事前に会社見学とかに来ていただいても全然構わないですし大歓迎です。

ぜひ一緒に働きましょう。